ケンが生まれた日

2004年8月4日
本日ケン満1歳になりました!
わー、おめでとー。
ううむ、月日の流れるのって、やっぱ早いなぁ。

私は、妊娠中なんのトラブルにも見舞われなかった。
つわりなんて、「つわりって何?」ってくらいなかった。
逆に食欲旺盛で太りすぎを気にしたくらいだ。

実家近くの病院で、産むことにしていたのだが、
最初の検診で「あんたは安産だわ!予定日になったら、
ツルっと生まれてくるわ!早産もないね。」
と太鼓判を押されてしまった。
その他の先生にも口々に「あんたは安産」と言われ、
それを友達に言うと、みんな「あぁー何かそんな感じするわ」
と言われた。
そんな状態だったので、私もすっかり安心しきっており、
通常8ヶ月くらいに入ると、入院準備をしておくんだけど、
「実家帰ってからでいいやー」と入院準備すらしてなかった。

予定日は8/22で、8月最初の土日が2・3日だったので、
その日に実家へ移る予定にしてた。
実家の方では、8月最初の土曜日に花火大会もあるから、
いっつぁんも一緒に見に行こうって事で。

んで、花火を見ている時。
すごーーくお腹が張ったんだよね、いっつぁんも
「こんなに固くなったの初めてじゃない?」って驚いてて、
みんなで「花火にびっくりしてるのかなぁ?」なんてのんきに
話してた。
あれが最初の兆候だったに違いないのに。

そんで日曜日。
起きたら、なんか服が濡れてる。
なんだろうこれ?汗かな?
と、明らかに不自然な濡れ方なのに、大して疑問も持たず、
その後、買い物に行ったりして、普通に過ごしていた。
後で判明したのだが、どうやら破水だったらしい。

夕方いっつぁんが帰って行き、晩御飯まで時間があったので、
「入院準備でもするかー」と準備をし、夕飯を食べ、
また普通に過ごしていた。
すると、夜中またしても、服が濡れた感じで目が覚めた。
トイレへ行ってみるも、何の異常もない。
でも、その後中々寝付けず、ゴロゴロしていると、
お腹が痛くなってきた。
それでも私は、「最近便秘だったからなぁ」
とのんきに考えトイレへ。

そしたら、何と出血しているではないか!!
そこで初めて焦って、母を起こしに行き、病院へ電話。
「いつからお腹痛いですか?」
「・・・解りません」
陣痛だなんて思ってないから、間隔測ってなかったんだよ。
「とりあえず入院準備して、今から来てください」

「あー、今日準備しといてよかったー」と思いつつ
徒歩で病院へ。
実家からほんの2・3分の距離なのだ。
で、診察してもらうと「あれ?もう開いてるよ」って。
「でも今夜じゃないかもね。とりあえず部屋準備します」
って事で、そのまま入院する事に。

母はいったん家に帰ったので、一人で寝ていると、
30分もしないうちにいきみたくなってきた!
「うわぁ〜、助産婦さ〜ん」と心の中で叫んでいると、
その叫びが聞こえたのか、助産婦さんがやってきた。
「なんかいきみたくなっちゃったんですけど」と言うと、
ふつ〜な感じで「じゃあ分娩室行く?」と聞かれた。

イヤ、ここで断る人はいないでしょ。

で、そのまま分娩室直行して、分娩開始。
3時間後の午前7時15分に無事出産できました。
出産中も「あ〜今どの辺が出てるんだろう?」って
思ったりして、ほんと安産だったみたい。

ケンは出てきた時、無呼吸だったので、鼻を吸引したり、
足の裏叩いたりして貰ってようやく息をし始めたので、
産声が聞けなかったのが、残念だったけど。
臍の緒自分で切ったんだよー!

夜には大声で泣くようになって、いっつぁんも一安心。
いやー、良かった良かった。
でも、「陣痛が来ても、気付かなかったりしてー」
なんて、のんきに言ってたんだけど、現実になるとは・・・。

私の誕生日の1週間前の出来事。
節目の30歳の最高のプレゼントになりました。
ケン、生まれてきてくれてありがとう。

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